こんにちは。tomoです。
理系の大学生って意外と英語必要ですよね。
特に大学院進学や就活などでTOEICのスコアを要求されることもあります。
また、研究室に所属するようになってからは論文を読んだり、執筆したり、外国人留学生がいる場合には英会話でコミュニケーションを取らなければいけなかったりと高度な英語の運用能力が求められます。
しかし理系の大学生は日々の学生実験などで多忙なため十分に対策時間を取れない方もいるのではないでしょうか。
また、そもそも理系であるため、英語が苦手な方も多いのではないでしょうか?
実際僕自身も英語がとても苦手で現役の時に受けた英語のセンター試験の点数は120点程度でした。
そこで今回は、みなさんと同じように実験などで多忙な日々を過ごしていた僕が学部生の頃に実際に実践していた勉強法をご紹介したいと思います。
本学習法はTOEICのスコアUPを指標とした学習方法です。
TOEICの勉強だけだと実践の現場での英語運用力は身につかないのでは?と心配される方もよくいらっしゃいますが、決してそんなことはありません。
僕自身、本学習法によって英語のリスニング力だけでなくスピーキング力なども向上させることができました。
実際に国際学会で発表することなどもできています。
もちろんこの記事で紹介する内容だけで英語がペラペラに喋れるようになるわけではないですが、英語を運用することのできる入り口には立つことができると思います。
なお、当時の僕のTOEICのスコアは大学3年時点で400点代後半でした。
そこからこの勉強法によって最終的に大学院入学時点で650点までスコア上昇させることができました(2021年2月現在は790点です。まだまだレベルアップが必要ですね、、、)。
僕のスコアを見てわかる通り、決して英語ができる部類ではありません。
なので英語が苦手な理系学生の皆さんでも十分に真似して再現できる内容となっておりますので参考にしていただければ幸いです。
やるべきことは大きく分けて3つです。
- 単語
- 高校英文法
- TOEICの公式問題集
単語
一般的に受験勉強を終了した大学生の語彙力は5000語程度と言われています。
この語彙力は高校の学習参考書で言うとターゲット1900、システム英単語、速読英単語基本編の語彙を習得していることに相当します(100%全部覚えてなくても、9割程度覚えてる自信があればOK)。
しかしこの語彙力ではTOEICで700点を超えるの不十分なのです。そこで新たに単語学習を行う必要があります。
そこで僕がオススメするのがDUO3.0です。
DUO3.0はTOEIC対策用のテキストではありませんが、受験英語を修了した新大学生が次に学習すべきテキストとして完成度がとても高いのです。
また、別売の復習用CDを使って学習するとリスニングの学習も同時に行うことができ、さらに効果が高まります。
「私はとにかくTOEICが手っ取り早く欲しいの!!」という方もいらっしゃると思います。
そういう方には「金のフレーズ」をおすすめします。
DUO3.0の使い方については以下の記事にまとめましたので参考してみてください。
関連記事:【効率的単語学習】DUO3.0の使い方徹底解説【理系大学院生おすすめ】
高校英文法
文法学習についてはダントツでキク英文法を推奨します。
キク英文法は僕にとってバイブルとも言える参考書です。
僕の大学以降の文法のベースはキク英文法でできています。大学入試用のテキストですが中身がとても洗練されていて、TOEICで700点を目指すテキストとしても最適です。
おそらく、TOEICで700点を超えていない人は高校レベルの文法で取りこぼしをしている可能性が高いですので、文法は時間をかけて勉強しておくことを推奨します。
ここを丁寧にやっておくと、その後の英語学習がスムーズに進みます。
ただし、多忙な理系男子の中には「文法をじっくりやってる暇なんてない!とにかく早く600点に到達したいんだ!」という方もいるかもしれません。
そんな人はスキップしてください(あくまでもTOEICのテストが直前に迫っている時などに限る話です。)。
700点到達後、さらに得点を伸ばしたい人は文法の土台がしっかりできていないと、思うように得点が伸びず苦しむことになると思います。
さらに詳しいやり方は以下の記事にまとめてあるので是非チェックしてみてください。
TOEIC公式問題集
次に過去問をつかって演習を行います。
やり方としては、時間を計って制限時間以内に解く。
時間が切れになってもすべての問題が解き終わらなかった場合(700点に到達していない人は絶対に解き終わらないはず)、時間内に解答できたところまで目印をつけておいて、引き続き問題を解きます。
全部終わったら答え合わせです。
間違えた問題はもう一度解き直しましょう。
リスニングならもう一度聞く、長文ならもう一度読んで解答します。文法は解説をよく読みましょう。
リスニングでどうしてもわからない問題があった場合、
模範解答の英文を見ましょう。
間違えた原因として
- そもそも単語や文法を知らない。
- 単語のスペルと発音が脳内で一致していないためうまく聞き取れない。
- 英語独特の連音化によって文章正しく聞き取れない。
ということが考えられます。
なのでまず自分がどの原因で問題が解けなかったか分析しましょう。
その後もう一度音声を聞き、英文と音声を一致させます。
さらにそのあとボソボソ喋る感じでいいので音読しましょう。
これによりリスニング力を育成しつつ、復讐を行います。
長文でどうしてもわからない問題があった場合、
模範解答の解説を読みましょう。長文問題の場合、問題が解けなかった理由として
- 単語がわからなかった。
- 文法がわからないため、文章が正しく解釈できなかった。
の2点が考えられます。
自分がどの原因で問題が解答できなかったのか分析しましょう。
文法問題が解けなかった場合、
さっさと答えを見ましょう。
問題集の解説で理解できなければ、ググって調べましょう。
文法書などよりも効率的に必要事項を学習することができます。実は過去問には文法問題が収録されているため、これを利用してTOEICに出題されやすい、エッセンシャルな文法事項の習得に集中することができます。
これをTOEICの本番までに少なくとも5回分の過去問を使用して学習します。
まとめ
これが僕が当時行っていた学習内容です。
これらの学習法によりTOEICで650点を取得することに成功し、少しずつ英語が運用できるレベルへと成長することができました。
また研究室や職場に留学生などがいない場合は、英語を使う機会が少なくなってしまうため、なかなか英語運用能力が身につきません。
そのような場合、オンライン英会話を行うことによって実践経験を積むことをおすすめします。
僕自身も650点を取得した後に英会話スクールは利用しましたがとても効果的に英語力を引き延ばすことができましたよ。
完全に真似するのが難しい場合でも活かせそうなところは利用していただけると嬉しいです。
この記事を参考に自身の英語学習に役立てていただけますと幸いです。
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