- 金のフレーズがTOEIC対策には効果的らしいけど、実際にどうやって使えばいいかわからない。
- 音声データが無料でダウンロードできるらしいけど、どうやってやるの?
- 音声データって学習にどう活かせばいいの
上記のような悩みを持っている方はぜひ続きを読んでみてください。
こんにちはtomoです。普段は生命科学の博士として研究室で研究活動をしてます。
このブログでは英語がとてもとてもとても苦手な僕(中学の時の英語が3)でもTOEICで790点までスコアをあげることができた経験を発信しています。
あなたはTOEIC対策の単語帳には何を使っていますか。
様々なTOEIC対策用の単語帳が販売されてりてどの単語帳を買ったら良いか迷ってしまいますよね。
もしまだ決まってないと言う方がいたら金のフレーズをおすすめします。
金のフレーズの具体的な使い方
一周目
1ページ目から順番に見出し語をみていきます。
- パッと意味が思い浮かばなかった単語には付箋を貼っていきます
ちなみに僕はこの付箋を使っていました。
TOEICのリーディングはスピード重視の試験のため5秒以上みても意味が思い浮かばなかればアウトです。
- 一つの見出し後につき15秒くらいかけてどんどん次の単語に進んでいきます。
これを2〜3日かけて終わらせてください。
二周目以降
- まずは付箋をつけた見出し語だけを順番にみていきます。
5秒以内に意味が思い出さればokです。
見出し語のフレーズもよくみておきましょう。
- 付箋をつけた見出し語だけで単語帳を一周回せたら次は全ての見出語で一周しましょう。
5秒ルールは継続です。
もし思い出せない単語があったら付箋をつけましょう。
これをひたすら繰り返します。
付箋がついてる単語については3回くらい見てもすぐに意味が思い出せるようになったら外してokです。
この学習法では下記述のように3つのことを意識しています。
- 一つの単語にだらだらと時間を費やさない
- 回転数を重視
- わからなかった単語を重点的に学習する
それぞれ深掘りしていくと
一つの単語にだらだらと時間を費やさない
一つの見出し語に対して多くて15秒くらいでさっさと次の単語をみましょう。
金のフレーズでは全部で1000ワードの頻出単語が収録されていますが、これを一つのワードにつき1分とかかけてると、
1000分 = 約16時間半
もかかることになります。
1日に2時間くらい単語帳と睨めっこしていても1週間以上かかってしまいます。
これを一つの見出語で15秒にすれば、1/4の時間で済むので2~3日あれば終わりますね。
そんなにサクサク進めてしまってちゃんと覚え切れるの?と疑問をもたれるかもしれません。
結論から言うと覚えきれません笑
そこら辺については次の項目で詳しく解説しますね。
単語学習は時間よりも回転数を重視
確かに15秒で一つの単語をみたとしても単語は暗記できないのですが、実は1分以上じっくり学習したとしても覚えきれません。
じゃあどっちにしろ覚えきれないじゃないか、と言うことになってしまいますが、そこで回転数を重視すると言うことにつながってくるわけです。
人間の脳は一度その英単語をみたからといって暗記できるようには作られていません。
その代わり繰り返し見たものに関しては徐々に脳に記憶として定着していくような仕組みになっているのです。
つまり、一回あたりの学習時間を短くして別の日に何度も学習することによって徐々に金のフレーズの内容が頭に染み込んでくるのです。
僕の場合、TOEICの試験の1ヶ月ほど前からはじめて毎日のように1周するようにしていました。
もちろん1周目では1見出語15秒でも物足りないくらいですが、そのくらい繰り返しやっていると3秒も要らなくなってきます。
すると早く1周が終わるので早くもう1周学習できると言う正のスパイラルに突入していきます。
これによって単語を脳内に定着させることができるのです。
僕自身も最初は疑っていましたが、明らかに暗記の効率が上がりました。
今では他の単語帳を使って学習する際も同じような手法で暗記を行っています。
また、僕の場合はこの参考書をTOEICの試験の度に使用して学習しているので1ヶ月程度でも大丈夫なのですが、はじめて本書で学習する人はもう少し時間がかかってしまうと思いますので、2ヶ月か3ヶ月くらいを費やすことを目安に学習を行うと良いと思います。
わからなかった単語を重点的に学習する
1周目で付箋をつけると良いといいましたが、これは効率的に回転数を上げるためにわざわざ貼り付けてもらいました。
通常、単語帳を最初から順番にやっていくと、明らかに暗記できている単語を何周もすることになります。
これは非常に効率が悪いです。もちろん単語帳の内容を脳内に定着させるために全ての単語を何度も見返すことが望ましいですが。
そこで僕の場合にはある程度何周もして慣れてきたら1日に2周単語帳を回すことにしていました。
1周目は定着の悪い付箋を貼ってある単語だけみてまわします。
2周目は全部をまわします。これによって定着の悪い単語は1日で2回確認できるので、効率的に学習を進めることができました。
慣れてくれば1時間もあれば1周回すことができましたよ。
また学習の際に、付箋を貼っていたけれど暗記できた項目に関してはどんどん付箋を外していきました。
一方で、後から覚えられていない気がしてきた単語に関しては付箋を追加しました。これによって、単語の取りこぼしを防ぐことができますよ。
音声データをダウンロードしてリスニング対策も行いましょう
実は金のフレーズはリスニングパートの頻出単語も加味して作成されています。
金のフレーズはリーディングのパートの頻出単語だけを掲載しているわけではありません。
よって音声による学習も取り入れることでTOEICのスコアUPが期待できます。
また金のフレーズの音声データは無料でダウンロードできます。
リンクを貼っておきますのでここからダウンロードしてみてください。
朝日新聞出版のホームページにある金のフレーズのページにあるダウンロードリンクからダウンロードできます。あるいはスマホのアプリからでも無料でダウンロードできます。
もちろんどちらも無料ですよ。
僕の場合はこの音声データを聴きいて単語の意味が理解できるか、確認を行ったりシャドーイング(音声の後についていくように独り言を言う演習)をするのに利用しました。
ディクテーション(音声聞き取って紙に書き出す勉強法)は英語の力がつく良い手法なのですが、時間効率が悪と考え、採用しませんでした。
また、アプリでも効率的な学習は可能だと思いますが、無理に使う必要はないと思います。
TOEIC対策でアプリを使いたいのであればスタサプENGLISHのTOEIC対策コースをおすすめしますよ。
このアプリでは単語対策はもちろんのこと、関先生の神授業付きの文法講座や、リスニング、リーディング、予想問題演習などが網羅的に行えます。
最初の1週間は無料ですのでお気軽に試ししてみてください。
英語学習の新定番!スタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!
金のフレーズのデメリットは?
言うまでもなくTOEIC対策の単語帳としては最高傑作なわけですが、悪い点としては良くも悪くもTOEIC対策に特化した単語帳ということです。
もちろん僕たちの最終目標はTOEICで高得点をとることではありませんよね。
そのさきの英語を仕事や学問の場(あるいは海外の女性をナンパするでも構いません)で運用し、活躍することなはずです。
そんな時にこの単語帳だけのボキャブラリーでは不十分であると感じます。
金のセンテンスとどちらがおすすめ?
一言で言うと好みによります!金のフレーズはその名の通り、各見出し語に対して1フレーズ例文がついています。
一方で金のセンテンスは1例文の中に複数の見出し語が散りばめられています。
この方式はDUO3.0ととてもよく似ているのでDUO3.0式のレイアウトが好きな人はセンテンスの方が適しているかもしれません
まとめ
本日は金のフレーズについて紹介しました。
この記事を参考に金のフレーズを使ってあなたが効率的に学習し、TOEIC高得点を獲得できることを願っています。
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