みなさん英語の学習は捗っていますでしょうか。僕はかれこれ(だらだらとマイペースに)4年くらいはTOEICの学習を続けてきました。
初めのうちは久しぶりに”お勉強”ができて楽しかったのですが、最近はTOEICの問題集などに飽きてきてしまい、学習意欲が下がってきてしまいました。
TOEICって主題のパターンがワンパターンですし、読んだり聞いたりして楽しい内容では決してないのです。
しかし私は現状790点のスコアなので、もう少し学習を続けて800点代、あわよくば900点代を目指したいと思っていました。
にもかかわらず、学習意欲が低下してしまいました。困ったものです。そこでもう少し楽しみながら英語学習をする方法はないかと考えました。
その結果辿り着いたのが多読です。読んで字のごとくたくさんの英文を読むのです。内容は自由です。
物語でも良いですし、英語のニュースサイト、twitter、学術論文、雑誌・マンガ etc…。ほんとになんでもよくって、自分の読みたいものを思うがままに読みました。
学習において重要なのは、コツコツと継続することだと思います。
たとえダラダラ続けたとしても何年後かには大きな差になってきます。そのためにはモチーベーションを維持できる教材を自分に与え続けることが重要だと考えます。私の場合は以下のような教材を使用しました。順に紹介していきますね。
ラダーシリーズ
ラダーシリーズこちらは有名なので知っている人も多いのではないでしょうか。
1~5のレベルに別れていてTOEICのスコアなどを参考に自分のレベルを設定することができます。
小説やバイオグラフィーなどさまざまな種類の文章が各レベルの英語レベルに合わせて書かれています。
容量も100ページ弱と非常にコンパクトにまとまっています。豊富なラインナップがありますので、自分の興味のあるものを読めばいいと思います。
私はITで成功した人々のバイオグラフィーを中心に多読を行いました。
最初はレミゼラブルを読んでいたのですが、どうしても興味が湧いてこないくて途中でギブアップしました。そんな感じでとりあえず読んでみて飽きたり、読破できたりしたら次の本を読む、ということを繰り返していけば良いのです。
ただ、この学習方法のデメリットとしては少しお金がかかる学習方法ということでしょうか。100ページ程度の本に1000円支払う必要があります。
読むのが早い人は1週間もかからず読み終わってしまうので月に4~6000円くらいは本代だけでかかってしまうことになります。
お金をセーブしたい人は図書館に行ったり友達と交換したりして学習を行うと良いと思います。
僕はスティーブ・ジョブズなどのIT界のカリスマたちの話が好きなので、以下のようなものを読んでいました。
児童向けの小説(ペーパーバック)
僕が最初に挑戦したのはピーターパンです。
子供の頃、ディズニー英語をみて楽しんでいたのでとても印象に残っていて原著を読んでみたいと思い、購入して読み進めてみました。
児童向けの小説だからといって、私にとっては決して簡単ではありませんでした。
それでももともと興味のある内容だったので、なんとか読み進めることができました。
また前の項目で紹介したラダーシリーズと比べて文章量のわりに値段が手頃なのでお金に余裕のない方は比較的低年齢向けの小説などから学習を始めてみるのもおすすめです。
この際に注意して欲しいのは、なるべく子供の頃に見聞きしたことのある内容のストーリーでかつそれほど難しくないものを選ぶことです。
志の高い英語学習者のみなさんからすれば、どんどん難しい文章にチャレンジしたいと思うかもしれませんが、ここで無理をしてしまうと挫折してしまう可能性が高まります。
まずは騙されたと思って難易度の低い文章からチャレンジしてみてください。
kindleで無料の洋書をダウンロードする
学生の方などで金銭的に余裕がなく、本を月に何冊も購入することが難しいという方もいると思います。
そのような場合にはkindleで洋書をダウンロードすることをオススメします。
実はkindleの中には無料でダウンロードできる洋書がたくさんあるのです。
種類も豊富で僕の場合は英語版の蜘蛛の糸などをダウンロードして読んでみたりしています。
やはり自分が子供の頃に読んだことのある物語や、比較的簡単な内容のものをチョイスすると学習がスムーズになると思います。
まとめ
本日は、英語学習に飽きてしまった人たちに向けて英文多読について紹介させていただきました。
TOEICや大学受験の参考書を使って勉強するのも良いですが、英語学習の最終目標は英語で情報を得たり、さまざまな人々とコミュニケーションを取ることなのではないかと思います。
そのゴールに近づくためにも多読を通じて実践的な力を養っていくことが効果的な学習手段と言えるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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