【博士課程】単位取得退学3ヶ月前の状態でWantedly使って採用面接受けてみた【内定獲得】

理系キャリアとラボ生活

こんにちは。tomoです。


博士課程に行った人ってアカデミアでポスドクするか企業に就職する進路を選択することが多いですよね。

僕自身もポスドクとしてアメリカに留学しようと考えていました。


しかし、コロナなどの影響もあり2021年中にいくことができなくなってしましました。


しかも、不運なことに論文のreviewのプロセスが遅れたことにより、3月で修了することができず、一度単位取得退学したのち、6月に学位ということになってしまいました。


editor曰く、コロナの影響でreviewのプロセスが遅れているとのことですが、実際のところはわかりません。


いずれにせよ4月からの身分は白紙に戻ってしまったわけですが、現在お世話になっている先生のサポートもあり、なんとか4月以降もポスドクの身分でラボに在籍させていただけることになりました。とてもありがたい話です。


しかし、僕自身のキャリアを考える上では早期に次の活躍の場に身を移さなければなりません。
時間は待ってくれないのです。


そこで、またアメリカのラボに行くことも選択肢としてゼロではないですが、ライフサイエンスで人々の生活を豊かにすることが僕の最終目標なので、就職も悪くないと考えるに至りました。


そんなわけで、D3の1月からしかも4月以降はポスドクの内定をいただいている状態で就職(or 転職)活動を初めてみました。


手始めにWantedlyを使ってスタートアップベンチャーに就職できるかどうか試してみることにしました。


とりあえず、僕の専門はバイオ系なので、バイオベンチャー を中心にせめてみることにしました。


いろいろ探していると、従業員数が10名程度の比較的小さな企業を発見しました。この企業はこれまで僕のやってきた研究がそのまま生かせるわけではないけれど、事業のテーマやビジョンに共感できたので採用面接を受けてみることにしました。


Wantedlyのプロフィールを充実させ、「話を聞いてみたい!」のアイコンを押して数日待ってみました。


すると、担当者の方から面談の日程の打診がきました。


すぐに対応して、面談をしてもらいました。コロナ渦のご時世ということもあり、面接はオンラインで行われました。内容は、会社の現在行っている事業の説明やビジョンの説明、あとは現在行っている研究の説明なども具体的に聞くことができました。


逆に僕の方からは現在行っている研究テーマの説明やどうして博士課程のこの時期に就活を行っているのかなど聞かれました。


そんな感じで45分程度面談したところ、ぜひ正式に採用面接を受けてくれないかとオンライン面接の際にお声をかけていただいたので、次の選考に進ませていただくことができました。


次の面接は1週間後に行われました。またまたオンラインです。


相手は、研究開発に携わるスタッフ数名です。


この面接では、スタッフの皆さんの業務内容についてや僕自身への質問などカジュアルな形式で進んで行きました。少数のベンチャーというだけあって風通しはとても良いと感じました。


この面接は何か具体的なことを聞かれるというよりは、違いのパーソナリティを理解することを目的として行われたように思います。


1時間程度話して終了し、いよいよCEO とマーケティング担当の執行役員の方との面接に進むことになりました。


最終面接は、オンラインではなく対面で行われました。オフィスに招待していただき、そこで面接を行いました。


ちなみに服装は黒いニットに黒いパンツを履いて行きました。もっとラフでも全然問題ない雰囲気でした。ダサすぎなければ、私服で良いと思います。


ベンチャーの方々なので私服ですが清潔感はありましたよ。理系特有のダボダボのチェックシャツとデニムと履き古したスニーカーみたいのはやめた方が良いです。


何を着ていけばよいかわからないという人は、ジャケットに黒のスキニーとかでいいと思います。靴は革靴かスニーカーでよいと思います。


さて、実際の面接内容ですが、会社に入って何を実現したいのかとかビジョンに共感できるのかとか世間話とか幅広く話をしました。


ただし、お二人とも研究畑の人ではなかったので技術的なことというよりも、会社のビジョンやお互いの人生観のすり合わせに焦点を当てていたように思います。


そんなこんなで、1時間30分ほど話をして無事に面接が終了しました。


後日、採用の連絡をいただくことができました。


ただ、素晴らしい企業ではあったものの、僕のキャリアプラントは少々食い違いがあったのでお断りさせていただきました。


ちなみに、入社の時期は、ポスドクとして4月から働いて3ヶ月くらいたってからでもよいかと打診したところ、okをもらうことができましたので、博士を卒業したけど少しポスドクしてる間に民間の就職活動を行うプランでも就職活動を行うことは可能のようです。


ただし、それなりに大きな会社だとここまで柔軟には対応していただけない危険性がありますので要注意です。


そんなわけで無事に内定をいただくことはできましたが、僕の就職活動はもう少し続きそうです。

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